成都旅行
攀枝花市は四川省の管轄で、中国南西部の四川省・雲南省の省境にある街です。南は自由貿易区、北は成都・重慶経済区となっており、中国で唯一の花の名前がついた都市です。新中国でもトップクラスの資源開発特区で、「花は一つの街、街は一輪の花」と称され、観光客も多く訪れます。1965年に市制が敷かれ、3区、2県を管轄し、面積は7440平方キロメートル、人口は123万人です。攀枝花市（はんしか市）は中国西南部に位置する四川省に属します。金沙江が流れ、北部にある成都市と南部にある昆明市を結ぶ成昆鉄道や108国道が南北に通る交通の要衝です。
主要産業は鉄鋼業で中国十大鉄鋼会社の一つ、「攀枝花鋼鉄」が町の産業を支えている産業都市で、中国西部でも最大級の製鉄と重工業都市でもあります。「国家優秀旅行都市」、「国家衛生都市」と称していますが、観光業に関しては、まだまだこれからと言うところでしょうか。
金沙江は長江の支流の一つで、攀枝花市は金沙江を挟んだ両岸壁にあるので、町中は坂道が多く金沙江には多くの橋がかけられていて、その景観が見事です。観光客もそれほど多くない穴場の観光スポット。今回は攀枝花市の5つの素晴らしい観光スポットをご紹介しましょう。
龍潭溶洞風景区
龍潭溶洞風景区は攀枝花市米易県米易県白馬鎮の龍肘山のふもと宁華郷に位置する洞窟で、攀枝花市の有名観光スポットです。
洞窟の全長は1100m以上あり、七つの空間に分かれていています。洞窟内は花の壁画や鍾乳石が美しい内部となっています。天井から垂れ下がる龍が牙をむき、爪を振りかざしているように見える鍾乳石はとても神秘的な雰囲気が漂います。
龍潭溶洞風景区は攀枝花市を代表する観光スポットで、四川省の「優秀旅行風景区」と評価され、国家AA級観光スポット・エリア（見どころの評価が高いのはAAAAAと5つのAが付く）になっています。
