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四姑娘山観光 四姑娘山ハイキング 四姑娘山現地ツアー

高山植物の宝庫!中国の名峰「四姑娘山」に桃源郷を見る!
皆様、「四姑娘山(スーグーニャンシャン)」をご存知でしょうか。中国、四川省にある四つの高山を指してこのように呼ぶのですが、毎年多くの日本人登山者がこの場所を訪れています(登山者のほとんどが日本人です)。それは、この四姑娘山の一つ「大姑娘山(標高5,025m)」に向かう登山道が、高山植物の宝庫だからです。今回はフラワートレッキング・ハイキングのメッカ「四姑娘山」をご紹介します。
フラワーハイカーもアルピニストも!?間口の広さが人気です
四姑娘山は中腹までを往復するフラワーハイクが盛んですので、花好きの女性のハイカーも多いですが、比較的簡単に5,000m峰の大姑娘山のピークに立てることから、本格的な登山者にも人気の山です。
「簡単に」というのは、この山域ではガイド登山が一般的ですが、日本からのツアーへの参加や現地での手配に限らず、荷物は“馬”に背負わせるスタイルなので、行動中はほぼ空身です。また滑落の心配がない山容ですので登山道も安心して歩けるのもポイントですね。正確に言えば、写真の通り登山道というよりも花畑の中を歩いていくイメージですが。
なおピークまで行く場合は高所登山のため事前に役所に申請が必要になります。また個人の場合、どこで馬を手配するのか、気になりますよね。詳細は最終段落に記載しておりますので、そちらを参考にしてくださいませ。
山々に囲まれたベースキャンプ(BC)へ
四姑娘山の登山口は四川省省都成都」からバスで5時間から1日半!?の「日隆」という町になります。バスは山間の道の道路状況(がけ崩れが頻発)でコースや時間が変わるため、必ず事前にチェックしておきましょう。
日隆から「海子溝」というハイキングコースに向かい、馬に荷物を背負わせてスタートです。すぐに草原風景が広がり、花のプロムナードがお出迎えです。ゆっくりと高度を上げ、歩き始めてから5時間前後でBCである「老牛園子」という場所にたどり着きます。ここには日本からのツアー客の方のためのテントが多数張られている大きな平地で、周りに雪を頂いた山々が迎えてくれます。ちなみにBCの高度は3,600mです。
高度順応に不安のある方は、前日に日隆付近にある「長坪溝」などの日帰りハイキングコースで足慣らし(肺慣らし!?)をしておくと安心です。
花の桃源郷で高所順応
さてここから大姑娘山を目指すという方も、次のアタックキャンプは4,300mに位置しますので、BCに着いた翌日にすぐに登るのはちょっと危険です。
フラワーハイキングが目的の方と一緒に1日はBC付近の名勝、「大海子」、「花海子」を巡るのに費やすことをお勧めします。両方とも山並みの映える美しい池であり、特に花びらで輝く「花海子」はまさに桃源郷といえ、一見の価値があります。BCから「大海子」を通り「花海子」まで往復すると4~5時間です。
ちなみにフラワーハイカーの一番のお目当ては青いケシの花「ブルーポピー」です。例年7月後半ぐらいから咲き始めます。そのほかにもアツモリソウなど珍しい花が咲き乱れており、日本だと通常、森林限界を超えてしまうような高度にいることを忘れてしまいます。
アタックキャンプ(AC)から大姑娘山のピークへ
大姑娘山のピークを目指す方はBCからACに4~5時間かけて登ります。途中はもちろん花のプロムナード。放牧されている牛などがのんびり過ごす中を抜けて行くと、徐々に植物がなくなりガレ場になっていきます。森林限界です。4,300mのガレ場にテントを張り、明日の登頂に備えAC付近を散歩するなど高度に順応するよう過ごしましょう(呼吸を浅くする昼寝などは厳禁です)。
翌日は、帰路にBCでもう一泊するなら遅く出発しても良いのですが、日隆まで戻る場合は朝早く出発しましょう。ACから3~4時間で大姑娘山(標高5,025m)の頂上に着きます。この道中に危険箇所はありませんが、岩と雪の世界はいかにも高所登山といった感じで達成感があります。頂上は流石に冷えますので、防寒着を持って行きましょう。
帰路はACでテントを撤収し、BCまで戻ります。BCまで戻る道は複数あり、往路とは違った風景が楽しめると思います。そして当日、あるいは翌日に日隆に戻って、無事終了となります。
四姑娘山の旅程と注意点
「大姑娘山(標高5,025m)」の頂上を踏まないフラワーハイキングでも“1週間”は必要な旅程となりますので、ご承知おきのほど。これは日本からツアーに参加する場合でも個人旅行でも一緒です。
山麓の日隆で、すでに標高は3,200m以上あります。高山病予防のために前述の通り、入山前や山中で高所順応に費やす必要があります。
結果として“日隆に到着してから”フラワーハイキングなら2~3日間、大姑娘山(標高5,025m)のピークを踏むなら4~5日間を要します。日本~成都間の飛行機との接続を考慮しましても最低1週間は必要というわけです。
結構な長旅となる四姑娘山の旅ですが、日本では体験できないスケールの高度感と多彩な高山植物を堪能できるスポットですので、山好きの方はぜひともチャレンジして欲しいと思います。
なお、写真の通り、道中はどこも花だらけで、そのため希少性が感じられないためか、地元のガイドなどは普通に踏んづけて歩いたり、たばこの吸い殻を捨てたりしています。我々はあたりまえですが、そういった行為は控えましょう。最近ゴミが問題になっておりますので、念のため。
個人で行かれる方へ
四姑娘山は団体ツアーが便利で一般的ですが、日程の都合などで個人で登りたいという方もいると思います。
その場合ありがたいのが、山麓の基点の町「日隆」にある「日月山庄(Riyuei Youth Hostel)」の存在です。ここには日本語のできるスタッフが複数名在駐しています。彼らは日本人のツアー客が多く滞在するベースキャンプで何かあったときに駆けつける救助隊の役目を負っており、無線で絶えずベースキャンプと連絡を取っているので山中の天気・気候も教えてくれます。登山客の多くが日本人なので官民あげてのバックアップといったところでしょうか。(宿についてはホームページにはアクセスできませんが、予約サイトで閲覧可能です。)
ちなみに日月山庄の近くに「四姑娘山登山学校」があり、必要なガイドの手配から、登山許可証、環境保護費、入園料支払いなど必要な手続きを代行してくれますので、個人で入山される方は訪れてみましょう。季節や時期にもよると思いますが、4日分のガイド(1名)及び荷物を背負う馬(1頭)に上述の登山許可証などの法的費用を含めた合計額は1,500中国元~が目安となります。
http://www.sctabi.com