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九寨溝と黄龍旅行記

成都から九寨溝

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九寨溝へ行くために、宿からタクシーでバスセンターへ移動し、片道121元(1,880円)の成都から九寨溝行きのバスに乗った。朝8時に成都を出発したバスは、10時間後の夕方18時に九寨溝に到着する予定だ。混雑した成都市内を抜けて世界遺産の都江堰を過ぎるとバスは深い山道を走るようになった。
成都のある四川盆地(標高400m)の西側には、標高5,000mから7,500mの山々がチベット高原まで続いていて、隣接した盆地と山地の標高差が世界で最も大きい。九寨溝へ向かうバスは、そんなダイナミックな渓谷を進む。
成都から九寨溝 バス
バスは途中、食事やトイレ休憩のために何度か停車する。飯店のトイレは、1回5角(8円)で利用するが、このトイレが俗に言うニイハオトイレだった。男は、小の時は壁に一列になってひっかけるだけだが、問題は大のときだ。前後とつながっている足元の溝をまたぐようにして用を足す。前後で同じようにしゃがんでいる人との間には、腰くらいまでの高さの仕切りがあるだけなので、まわりから丸見えの状態だ。大変なのは女性で女子トイレではニイハオの連続だそうだ。北京市内では来年のオリンピックに向けてニイハオトイレの根絶に力を入れているらしい。
チャン族の家
出発してから7時間半、最初の2時間以外はずっと山道を走っている。九寨溝への道は、土砂崩れで道路が半分塞がっていたり、崖から落ちる滝のような水が道路に流れ込んでいたりするので、通行が困難な箇所が多い。ポテトチップスの袋がパンパンに膨れるほど標高が高くなったこの辺りは、四川省アバ・チベット族チャン族自治州で、その名の通りチベット族とチャン族が多く住んでいる。
白いヤク
バスが昔ながらの生活を営む小さな村々を通り過ぎるようになると、トイレ休憩の場に観光客向けのヤクが現れる。いくらで乗れるのか尋ねると5元(78円)という。景色の良い場所で白いヤクに乗れた動物好きのマイコは嬉しそうだった。
成都から九寨溝へ向かう車窓の景色
バスが九寨溝に近づくと、標高4,000~5,000m級の山々が車窓から見えるようになった。3,380mの峠を越えたバスは、日光のいろは坂のようなヘアピンを車体を傾けながら駆け抜け、予定より2時間遅れの20時に九寨溝のバスターミナルに到着した。しかし、これほど奥地に来るとは想像を超えていた。中国は広いのに北京時間しかないので、九寨溝は20時でもまだ空が明るい。
九寨溝のホテル
九寨溝で泊まるホテルを決めていなかったのでバスターミナルにいたホテルの客引きと電卓で値段交渉し、飯店を併設したホテルのダブルに100元(1,560円)でチェックインした。
九寨溝の街
朝6時に起きると部屋の中でも息が白く、真夏だというのにベッドから出たくないほど寒かった。九寨溝は夏に雨が多いようなので、天気が悪ければ晴れを待つつもりだったが、朝の空は少し曇ってはいるものの雨の心配はなさそうだ。ホテルから九寨溝の入り口まで1kmほど歩いて向かった。
九寨溝(キュウサイコウ)は、中国語読みでジウジャイゴウ。九寨溝という名前は、渓谷(溝)の周りに九つのチベット族の村(山寨)があることに由来しているそうだ。緑豊かな山奥の3つの渓谷に100を超えるの海子(ハイズ)や湖が点在する中国屈指の景勝地で、標高2,000mの入り口から最深部の3,000mあたりまで広がっている。
中国の物価に対して九寨溝の入場料は高く、チケット代が220元、グリーンバスのチケットが90元、合わせて310元(4,800円)だ。購入時に申告するとチケットに写真がプリントされ二日間有効になる。
原始森林
朝8時に九寨溝に入り、グリーンバスで原始森林地区(3,400m)まで移動した。朝の凜とした空気と静けさのなか歩くのは清々しい。朽ちた大木は苔むし、木陰にはリスの姿もあった。
九寨溝
テンションが上がってきたところだったが、ゴロゴロと巨大な雷鳴が鳴り響き、冷たい雨が降りだした。この旅で初めて雨具を羽織って歩いたが、日差しがなくなると気温も下がり、歯がガチガチ震えるほど寒くなった。その後、2時間ほど雨宿りをしていると天気は回復し次第に青空が広がった。
九寨溝の鏡のような湖面
鏡のような湖面に木々が映り込む光景は、息を呑むほどに美しい。岷山山脈の石灰岩から溶け出した成分が湖底に沈殿し、青やコバルトブルー、乳白色など太陽の光で様々な色を放つそうだ。
九寨溝 九寨溝の魚
透き通った湖水には、たくさんの魚が泳いでいたが、九寨溝にはこの一種類しか生息していないそうだ。外界との接点がないのはわかるが、魚にとってよほど特殊な環境なのだろうか。
九寨溝
太陽の光の当たり方によってブルーからグリーンまで不思議な色彩に染まる。
九寨溝にかかる虹 珍珠灘瀑布
九寨溝は、総延長50kmに達する3つの渓谷が5つのエリアに別れていて、100以上の湖沼や渓流、大小17の滝が点在する。湖の水はいくつもの滝を流れ落ちながら下の湖に注いでいる。昼過ぎには軽く汗ばむほどになっていたので、滝のまわりに立つと水しぶきが気持ちいい。
九寨溝
主要な湖や滝だけをバスで移動すれば手取り早いが、二日間あるのでバスはできるだけ使わずに歩いて景色を楽しんだ。
九寨溝
夕方、短い雨の後、九寨溝の谷に虹が架かった。僕らが道路の真ん中に突っ立って虹を見ていると、巡回中の公安パトカーが近くに停車したので注意されるのかと思ったら、公安もケータイで虹の写真を撮っていた。
九寨溝の食事
九寨溝には弁当など食料の持ち込みが禁止されているため、朝から一日歩いて腹ペコだった。晩飯はホテル近くの飯店で食べる。中国に入ってからどこで食べても本当に美味しいので、毎日食事の時間が楽しい。日本でも一般的な麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲は中国でも鉄板だ。四川風の激辛が苦手なので注文するときは不要辣椒(ブーヤオラージャオ)と言って辛さを抑えてもらっている。
九寨溝 二日目
2007-07-28九寨溝 長海
朝は昨日のように曇っていたが、九寨溝に入った10時ごろには青空が広がった。入口からバスに乗って九寨溝の最も奥まったところにある長海という場所へ向かった。長海は標高3,100mにある九寨溝最大の海子で氷河の侵食によって生まれた氷河湖。ダイナミックな周囲の山々がブルーの湖面に映る様が素晴らしい。奥に見える山は標高4,740mにもなるそうだ。
九寨溝 五彩海 九寨溝のカモ
太陽が真上まで昇ると、寨溝で一番美しいとされている五彩池は奇跡的な色になっていた。じっと眺めていると水の中に飛び込みたくなるような衝動に駆られる。風でキラキラ波打つ湖面にカモが泳いでいた。鳥にもこの色は見えているのだろうか。
九寨溝 瀑布 九寨溝の蜂と蝶
僕らが訪れた九寨溝は周囲の山々に緑が生い茂る短い夏の九寨溝だったが、新緑の春、木々が紅葉する秋、雪化粧に覆われ滝が凍りつく冬など、四季折々の景色を楽しむことができるそうだ。
九寨溝 火花海
九寨溝火花海。その奥には今もチベット族が住む集落が見える。中国政府が自然保護区に指定するまでは、九寨溝でも無計画な森林伐採が行われ、数多く生息していたジャイアントパンダもわずかしか残っていないそうだ。この地に生まれ育つチベット族は、年間に何百万人と訪れる僕ら観光客が整備された遊歩道を歩くのをどう思っているのだろう。いつまでもこの自然が残ることを祈るばかりだ。
九寨溝から松潘へ
2007-07-31松潘
九寨溝からバスで岷江沿いを120kmほど南下し、松潘に到着した。松潘は2,300年以上前から王朝と辺境の地を結ぶ交易の町として栄えた古都。四方を山に囲まれた標高2,700mの高地にあるため、夏でも朝晩の気温が5℃近くまで冷え込み、日中も20℃までしか上がらない。松潘は、日本語読みで松潘はショウハンだが、中国語読みではソンパン、チベット族にはスンチュと呼ばれている。
松潘 明徳旅館
松潘に到着し、客引きの女性に連れられてバスターミナルの前にある明徳旅館という宿にチェックイン。トイレ・シャワー、TV付きで90元(1,400円)だった。宿の女性は言葉が通じなかったが、常に笑顔で接してくれて、寒いからと暖かいお茶を用意してくれたり、黄龍に行くことを片言の中国語で伝えると、黄龍観光のパンフレットを持ってきてくれたりと親切な人だった。
松潘 四川料理
この宿は、松潘の街道沿いにあるので、窓から家畜を連れて歩く行商や、大きなヤクを荷台に満載に積んだトラックなど行き交う人々を眺めることができた。今も昔も変わらない交易の町といったところか。
松潘
今日から8月だというのによく冷える。窓からは松潘を囲む緩やかな山の景色が一望できたが季節は冬のようだ。前の通りは、今朝もバイクやトラックなどの往来が激しい。
松潘には、黄龍へ日帰りで行くための拠点として訪れたが、すれ違う人の顔や服装から異国情緒が漂っていて、面白そうな町なので黄龍へ行った後にもう1度ゆっくり見て回る日を作ろうと思った。明日は夜明け前に黄龍行きのバスに乗るため、早めに夕食を終えて宿に戻った。
黄龍
松潘から黄龍へ 雪宝頂
朝4:30に起きて支度をし、宿の前のバスターミナルから黄龍行きのバス(24元)に乗り込んだ。松潘から黄龍までは2時間弱の道のりだ。
バスは途中、標高3,840mの峠を超える。この道は冬になると雪に閉ざされるため、通行できなくなるそう。朝日に照らされた山肌でヤクの群れが草を食み、背後に岷山山脈の最高峰、雪宝頂(5,588m)がそびえていた。雪宝頂は、その名の通り真夏でも山頂に白い雪を抱くチベットの聖山。
黄龍
バスは1時間半後に黄龍に到着した。黄龍の景観と歴史地域として世界遺産に登録されている黄龍は、岷山山脈の玉翠山から伸びる渓谷、黄龍溝沿いに広がる景勝地黄龍は、日本語読みでコウリュウだが、中国語読みだとホワンロン、チベット族にはセルツォと呼ばれる。開門時間の朝8時まで時間があったので近くの飯屋で朝食をとる。熱々の水餃子で冷えた体が温まった。
黄龍
黄龍に入ったら後はひたすら歩いて登るだけ。目指すは黄龍で最も美しいとされる五彩池で、入口から約4kmの道のりだ。九寨溝は入口が標高2,000mだったのに対し、黄龍は入口で標高3,200mを越えているので酸素が薄い。ツアーで低地から飛行機で黄龍に来た場合、高山病で苦しむことが多いらしく、黄龍の中には酸素を吸える休憩所が用意されていたり、携帯酸素が売られていた。
黄龍と玉翠峰
黄龍の峡谷には、桟橋が巡らされていて、周囲に段々畑のように石灰華段が連なる。桟橋を登っていくと、視界に玉翠峰(5,160m)の険しい山肌も目に入るようになる。
黄龍の中寺
途中、明の時代に建立された中寺という仏教寺院があった。中には巨大なマニ車があり、ご利益のありそうな佇まいだった。
黄龍
ビューポイントや途中の寺で休憩を挟みながら谷間を登り、入口から3時間で五彩池に到着した。
黄龍
黄龍九寨溝と同じく岷山山脈の石灰岩から溶け出した炭酸カルシウムが大量に含まれている。それが湖底に乳白色の結晶体として沈殿し、大小併せて3,400ものエメラルドグリーンの池を作り出しているそうだ。
黄龍
九寨溝でも素晴らしい景色をたくさん見たが、桃源郷という言葉は、黄龍のほうが合っているように思う。それくらい黄龍の景色は俗世離れしていた。黄龍という名前は、上から見ると一匹の龍が山を登っているように見えることから名づけられたそうだ。
黄龍
帰りはロープウェイで一気に谷を降りた。登り道は大変だったので最初にロープウェイで五彩池まで行って、下りを歩けばよかったかもしれない。天候にも恵まれて素晴らしい景色を見ることができた。
松潘観光
2007-08-03松潘
成都に戻るのを一日遅らせて、松潘を一日かけて観光することにした。松潘は、町の中心部が高い城壁に囲まれている。城という漢字は、元々は城壁を指していたそうだが、後になって城壁の内側もまとめて表すようになったとか。
松潘
城壁の周囲には、昔ながらの家々が建ち並び、昔の日本と同じような景観が広がっている。僕の生まれ故郷、三重県伊勢市にも似たような古い家屋を見ることが出来るのでどこか懐かしさを感じた。
松潘
町の西のはずれにある屋根付きの立派な橋を渡り、山の崖に建てられた観音閣という寺院から丘の上にある農村に訪れることができた。
村には電気こそ通っているものの人々の生活は素朴で、家の周りには食用の豚や鳥が飼われている。松潘は辺境貿易で栄え2,300年の歴史があるということだが、本格的に町が作られたのは明の時代になってから。日本でいう室町~安土・桃山時代に作られた古い家屋が今も部分的に残っていて歴史の匂いがする。
松潘
山をさらに登ると松潘の町と周囲の山々を見渡すことができた。ラオスルアンパバーンでも同じように小高い山の上から町を見渡すことができたが、その時とはまた違ったいかにも中国の山あいの町といった素晴らしい眺めだった。

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