成都ツアー現地発
自貢は、四川省中南部に位置し、重要な工業基地の一つでもある。もとの自流井と貢井を合併した都市。古くから岩塩の産地として知られ,塩井が多く,製塩が盛んなため塩都の称があり,四川産塩の2分の1以上を産する以外各地へも売られる。近代的な製塩技術が導入されるまでは、製塩と塩取引で栄える自貢は中国でも豊かな都市の一つであった。中国「竜の郷」、「塩の郷」、「灯の郷」と称する自貢は中国の歴史文化名城である。
恐竜博物館
自貢恐竜博物館は四川省の自貢市の大山舗に位置している。世界三大恐竜博物館の一つで、建物全体が恐竜の形となっている。自貢の「大山鋪恐龍化石群遺跡」は、中国で見つかった中でも最大級の恐竜化石群であり、面積は17,000平方メートルに達する。現在も大山鋪での発掘は続いており、恐竜の歴史の解明に寄与している。
塩業歴史博物館
自貢塩業歴史博物館自貢市の自流井区解放路に位置し、「西秦会館」とも呼ばれる。1959年に建築され、中国唯一の専門的な塩博物館である。3000平方メートルの敷地内には清の宮廷様式と民間様式の混じった様々な建物が立ち、精巧な木彫りや泥彫り、彩色絵画などで装飾され、塩文化の歴史だけでなく昔ながらの雰囲気も満喫できる。塩業歴史博物館は、中国の重要文化財にも指定される。