九寨溝現地ツアー
九寨溝
箭竹海は標高2618メートルのところにあり、深さは6メートル、面積は17万平方メートルで湖岸の周りにはたくさんのヤダケが生えているのでこのように名付けられました。箭竹海の周りには山々がそびえたち、植物が青々と茂っています。湖面は広く、深い青色をした水を湛えています。風がない時には対峙する山々と揺れる竹の蔭が水面に逆さに映し出されます。雨季には水蒸気が立ちのぼり霧がかかったようです。
このような絶景に足を踏み込めば、いったい山が水に入ったのか、それとも水が山に染み込んだのか、と分からなくなります。冬のになると、寒さが厳しくなりますが箭竹海の湖水はさらにも増して澄み、水面が揺れると生気に溢れます。此処、箭竹海には倒れた枯れ木が朽ちて珊瑚のように沈んでおり、その景観は見るに値します。そして、枯れ木が石灰化し、そこから新芽がでており、それは「枯木逢春」と呼ばれ「衰えたものが再びよみがえり、勢いを取り戻す」という意味を表しています。
九寨溝では一番素晴らしい季節は秋です。色彩豊かな紅葉は青く澄んだ湖面に映って、まるで童話仙境のように美しいです。夥しい湖、滝と紅葉が織り成した赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫の幻の組み合わせは信じられないほどとても素晴らしいです。
毎年の9月下旬から10月末にかけて、九寨溝の秋の景色は鮮やかに登場します。周 りに真白い雪山に囲まれた山間の中で、水色が変わってゆく湖と色づく林はお互い映って、九寨溝の秋ならではの生き生きとする気息を十分に表します。日則溝は九寨溝の秋の景色の粋で、九寨溝主景区を貫いて、と同時に秋の景色を満喫する一番良いルートとなります。